2012年05月14日

屋久島の美しさ

屋久島 白谷雲水峡世界遺産の屋久島。

私は、いつも歌の会でご一緒しているご夫妻のグループとご一緒に、屋久島のプライベート旅行をしてきました。

初めてたずねた屋久島。私が想像していたよりも遙かに素晴らしく美しいところでした。

年間300日ほど雨と言われている水の楽園で、水によって屋久島は、潤い美しく輝いているということがよくわかりました。
このことは、人間も一緒ですね。。。。。私達、人間も体の60%ほどを、水分で占めていると言われていますし、肌も、瑞々しく張りがある肌が、美しい状態ですからね。
私が今回訪れた場所は、「白谷雲水峡」というエリア。そう....アニメ宮崎駿の「もののけ姫」の舞台(左写真)になったところです。「苔むすの森」と言われているエリアです。

もののけ姫をご覧になった方は、何となく、こんな風景が、アニメの中で、あったような....と思いませんか?

白谷雲水峡の一番の見所は、苔と屋久杉の緑色が美しいハーモニーです。

私は、実は苔好き。ビロードの絨毯のように、ふっくらと柔らかな感触、緑の濃淡や色彩が豊かな美しい色調の苔。小学校4年生ぐらいの時、京都の苔寺を家族と訪れ、「こんなに美しい苔の庭があるなんて。。。。」と一目惚れをし、それから苔の虜になりました。

今回の屋久島の旅でわかったことは、苔は、文字通り「草」の「土台」になる重要な植物で、土壌豊かなところで広がるということではなく、岩石の上に、水と光で光合成して広がるそうです。すごい生命力です。

苔は、恵みのたくさんの雨によって美しさが増すのですね....。

私が訪れた日も、大雨でした。朝4時半に置き、白谷雲水峡の入り口に到着したのが6:30頃。
戻ってきたのが、お昼の12:30過ぎでした。約6時間のトレッキングコースです。

大雨の中をトレッキングするなんて、生まれて初めてのことだったのですが、この日ばかりは、雨がイヤに思えず、むしろ、雨によって大好きな苔が、美しく蘇っている様子を見れて、本当に幸せな気持ちでした。

屋久島の屋久杉左写真の屋久杉は、2000年前の屋久杉です。観ているだけで、心身が清められ、エネルギーを頂いたような気持ちでした

そして、不思議なことがひとつありました。
それは、全くといっていいほど、筋肉痛にならなかったことです。

あんなに長い時間歩き続け、急勾配の場所もいくつもあったのですが....。
ご一緒した60代の方も、筋肉痛にならず、
むしろ体が軽くなったような感じだとおっしゃっていました。

屋久島のパワーは、やはり想像以上に、凄いです