2007年11月03日

紳士・淑女の夫婦めざして 

2304295a.jpg今日は18年目の結婚記念日です。

私にとって、結婚記念日は、
不思議と誕生日よりも感慨深いものがあります。

他人同士が、同じ屋根のしたで人生創造を共にしていくことは、
山あり谷ありです(微笑)。

夫婦は自分にないものを埋めてくれる「片割れ」のようなものだと
最近になって改めて思います。

だから自分にとって真逆のテーマを持っている人が夫婦になる。

人間として成長するために、真逆な人と夫婦になる機会を
神様はちゃんと与えてくれるワケです。。。

私たちは、いつまでも、ともに高め合える夫婦でいたいと願い
よくコミュニケーションをとります。

1日平均1時間半くらいはふたりで人生のことなど色々語り合います。

その時に、もちろん喧嘩(ケンカ)もしますよ。

ケンカは心身傷つけ合う「後退的なケンカ」と
互いを高め合う「発展的なケンカ」の2種類があると思います。

後退的なケンカは、いつまでたってもお互いに向き合え合ない状態なのですが、
発展的なケンカは、少しずつ互いを理解できるようになります。

ここ数年前からは、発展的なケンカができるようになりました(微笑)。

コツは相手を責めないこと。これがなかなか難しいですよね。。。。
これができるようになるまで3年はかかりました。

人は、自分が何かで傷ついたから、その傷ついた気持ちを
ほんとうは、相手に素直に伝えたいはずなのですが、
その傷ついた「心の痛み」を素直に伝えられなくて
「怒り」という仮面をかぶって相手を攻撃してしまうように思います。

責めそうになったら、「あなたのせいで○○なのよ〜」
と相手に「ヤリ」を投げたくなる気持ちを変換し、
自分にヤリをクルリと向けます。(とっても怖いですが・・・)これがコツです。

その自分に向けられた「ヤリ」をきっかけに
(ヤリはイメージしただけでも怖いですからね)
「私は悲しい」という傷ついた心の痛みを伝えやすくなります。

この「ヤリ変換」ができるようになるクセをつけると
互いを傷つけ合わずに、反対に理解が深まりやすくなります。これがコツです。

たとえば。。。「私は、あなたが○○だったことで、とても悲しい気持ちになった。。
昔体験したこのような○○の悲しい出来事を思い出して。。」

と一生懸命、素直に自分の気持ちを話すと
「。。。そうか。。。」と自分のことを理解してくれる。。。
「素直」がポイントです。

そんなケンカができるようになってから、
随分と互いを理解し合えるようになりました。

まだまだですが。。。。。

「同行二人の夫婦」。私が好きな言葉です。

紳士・淑女の夫婦とは、
「互いの短所を理解し合える発展的な夫婦」と私は思います。

友人の宏美さんから届けられた花々を見ながら、
「それぞれの花を引き立て合う花」のような
夫婦をめざしたいと思いました。

宏美さん、記念日にステキなお花をありがとうございました♪

この記事へのコメント

1. Posted by 久保陽子   2007年11月06日 01:21
>由美子先生

ご結婚記念日、おめでとうございます♪
お互いを思いやりながらのパートナーシップ、憧れです。
「発展的」な喧嘩、これはどんな相手にとっても必要、かつ大事な方法ですよね。とても身につまされました。自分を律していこうとする努力を怠らないようにしたいと思います。先生は素敵な目標です。これからもお二人が高め合いながら人生を歩まれますよう!
2. Posted by 小室典子   2007年11月07日 19:27
遅ればせながら、ご結婚記念日おめでとうございます!

いつまでも初々しい雰囲気のステキなお二人でいらっしゃるので、ご結婚なさってから18年も経つというのには、正直びっくりいたしました。


由美子先生のこのブログを読ませていただき、
私も結婚して年数が経つにつれて、
馴れ合いや甘えから、相手が自分の言動をどう受け取めるかなんて考えもせずに、自分の気持ちをそのままぶつけていることが多いことに気づきました。
夫婦であることに安心して、相手は自分の味方だと思ってしまいがちです。
でも、先生のおっしゃるとおり、
相手は最初は他人であったわけで、別の感覚を持った人間なのだと、いまさらながら思いました。
由美子先生に習って、我が身を反省したいと思います。

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