2009年01月

2009年01月08日

夢と希望に満ちあふれたウィンナーワルツ

ウィーン景色2009年が静かにはじまりました。

喪中だったため、新年のお祝い事は控えていましたが、
家族のリクエストもあり、恒例の白味噌仕立てのお雑煮だけは作り、
静かなお正月を迎えました。

昨日は、ジャパンアーツさんからご案内をいただき、
サントリーホールで行われた「ウィーン・シュトラウスフェスティバル・
オーケストラ」のニューイヤーコンサートに行ってきました。

指揮者は、ヴァイオリン奏者でもあるペーター・グート氏(写真下)。
現在、ウィーン音楽の振興を担うスペシャリストとして世界的に
引っ張りだこの名指揮者です。

グート氏は、とても楽しくて明るいお茶目な指揮者で、
会場は、終始笑いと拍手で盛り上がっていました。

ピーターグート氏とウイーンシュトラウスとっても楽しかったです♪

私は、音楽の中でもワルツ曲が好きですが、特にウィーンのワルツは格別です。

優雅で明るく希望に満ちあふれ、人々に生きる勇気を与える音楽では
ないかと私は感じています。

だれでも一度は聴いたことがある「美しき青きドナウ」。
ウィーン(写真上)を代表するワルツ曲です。

この曲が作られた頃の背景は、オーストリアがプロイセンと戦争中で、
人々が不安を抱く暗い世の中の真っ最中。

その時に、ウィーンが誇る作曲家、ヨハン・シュトラウス二世が、

「こういう時こそ、音楽で人々を励まさなくては」

と書いた音楽が、「美しき青きドナウ」でした。

5つの魅力的なワルツで構成された旋律を聴けば聴くほど、
体にエネルギーが漲ります。

私をこのような気持ちにさせてくれるウィンナーワルツ。

やはりワルツが作られた背景には、感動のストーリーがあったからなのですね。

昨日は改めて感じ聴き入っていました。

今年は、ウィンナーワルツのリズムのように軽やかに、
そして夢と希望に向かって幸せの空気をもっと広げていきたいと思います。

私は、皆さんと幸せの日々を1日でも多く育めることを楽しみに、
美の探求に励みますね☆

いつも素晴らしい芸術舞台をご案内してくださるジャパンアーツの皆さまに
心から感謝をいたします。

昨日もありがとうございました。

今年も皆さんの毎日に、たくさんの“幸せと美しさ”がシャワーのように
降り注ぎますよう、心よりお祈りいたします!