2008年06月

2008年06月20日

自分にも愛を.....

0d5cf800.jpg今年の梅雨は、過ごしやすいですね。

爽やかな風を感じる日が結構多いです。

今日の風も私の心とからだを優しく包んでくれる風です。

そう。。。まるでバレエ舞台の作品の中に出てくる
「風の妖精・シルフィード」が側にいるよう。。。。。

日々いろいろなことがある中、私が以前にも増して、
最近大切にしている時間があります。

それは自分に愛を注ぐ一人の時間、自分と向き合う時間です。

忙しくなればなるほど、大事にしている時間です。

先日もヴァイオリニストの女王と言われている
アンネ=ゾフィー・ムターの舞台を観に行ってきました。

そう、一人でです。

(株)ジャパン・アーツの松濤さんが、
「美を追究する姿勢が先生とよく似ていらっしゃいます。
衣裳も、演出も音色もすべて美しいので、ぜひ先生に見て頂きたいです」
とお誘いくださり、行ってきました。

ムターは、5才のころからその天才性を発揮し、
世界でトップの指揮者・カラヤンに認められ、一気に世界中に名が知れる
ヴァイオリニストになった女性です。

私と同じ40代で子供もいて、一人の女性としても共感できることが
たくさんあります。

拝見した舞台では1着のブルーのドレスを着こなされていました。

普通は、休憩をはさむと違うドレスを着て、舞台に登場されることが
多いと思いますが、ムターは終始1着のドレスでした。

一着のドレスだけで洗練されたセンスを表現できるアーティスト。

演目は、有名なヴィヴァルディの「四季」。

四季の移り変わりがムターの音色ではっきりとわかりました。

ああ、もしかしたら、音色の響きの美しさを主役にするために
視覚をあまり刺激しないよう、ドレスを1着にしたのかしら?

なんてあれこれ考えながら聴き入っていました。

そして何といってもドレスが映える美しいボディーとシルエット。
私も伝えている美しく見える角度を全て心得ている人。
 
自分の特徴を知り、似合うドレスの形や色も熟知されています。
 
このことを松濤さんは、おっしゃっていたのですね。

後ろ姿は必見です!人前に出るというお役目がある場合、
より一層、後ろ姿は注目されますからね。

ポスターの写真からもシルエットの美しさがよくわかります。

ムターとヴァイオリンが一体となった美しい空間でした。

ムターのCD松濤さんのお陰で、自分に愛を注ぎ、美意識を高める時間を持てたことに心から感謝をいたします。

今日も自分に愛をそそぐ時間をちょっと作り、
ムターの四季のCDを聞きながら、先日の舞台を思い出していました。

下の写真のCD(Simply AnneーSophie)はDVD付きなので
ムターのドレス姿も見れるオススメのCDです♪