2007年06月

2007年06月29日

気品とは....

c409857b.jpg梅雨空の下に咲く、一輪の芳しい清楚な花「梅香うつぎ」。

「梅香うつぎ」の花の香りは、沈丁花の花の匂いに似た
甘さとグリーン感のある香り。
この花に出逢えて今日は、優しい気持ちになりました。
 
「梅香うつぎ」は、ユキノシタ科で、花言葉は「気品」。

気品といっても、人それぞれ捉え方が違うと思いますが、
この「梅香うつぎ」を見ていると、
この花の存在そのものから「気品」を感じることができます。

「気品」というものは、こういうものですよ。
ということを教えてくれているような気がしました。

でもこの感じ方も人それぞれですけれど。

凛とした美しさ、芳しい香り、久しぶりに気品のある花に出逢いました。

この花は、書の山崎先生の邸宅の庭園で咲いていました。
書のお稽古は、2ヶ月振りです。
穏やかな空間の中で、身も心も洗われ癒された感じです。

夕涼みうちわ山崎先生は日本の四季折々の行事、
自然の美しさを書のお稽古の中で演出し、いつも楽しませてくださいます。
 
今日は「うちわ」に「夕すずみ」と書きました。
そのうちわの右下に娘の印を押して、娘にプレゼントしました。
 
娘がうちわを見て「シンプルで涼しげ!」と、とっても率直(微笑)な
感想を言ってくれ、嬉しそうに使ってくれました。

「かな文字」をなめらかに、美しくかけるようになりたいですね〜。
気長にかんばります! 

字がキレイな人にも「気品」を感じませんか?

2007年06月02日

「美しい声」を出すために♪

fbdf8f5e.jpg「美しい声」を出すために♪

「美しい声を出すためには、どうしたらいいのかしら?」

「美声」は、ここ数年、私が取り組んでいること。

私は、小さな頃から、声を出すことになぜか抵抗があり、
話し下手なのですが、昔から、選んでいる仕事は声を出して
人に何かを伝えるということをしています。

体の表現は小さな頃から大好きで、もちろん今はそれが職業となり、
エレガントな身のこなし・動きなどを人に伝えているのですが、
同時に私は、思いっきり苦手な、「声の表現」も行っているワケです。

「美しい透明感のある声」をお腹の底から出せるようになるために
私はオペラのレッスンを受けています。

でも、人前で歌うことが目的ではないですよ〜(微笑)。

主人は昔から歌を歌うことが大好きなのでオペラを学んでいます。
その主人からの薦めもあってはじめました。
今は「フィガロの結婚」の中の「アリア」を練習しています。

そのため最近はオペラを聴く機会も増えました。

先日、男性だけで構成された、「六本木男声合唱団」
のコンサートに知人が出演されたので聴きに行きました。

男性だけの合唱を聴くのは初めてでしたが
温かみと深みのある優しいきれいな響きでした。

舞台修了後は、オペラシティのホールに出演者が出てきてくださり
目の前で歌ってくれました(写真)。
燕尾服を着た皆さんは、胸元を開き、堂々としてステキでした。

声をお腹の底から出すときも、
やはり「胸元をきちっと開く」ことは大切のようです。

2007さてお話しは変わりますが。。。我が家の「月下美人」が咲きました!

一年に一度、月の光に照らされて一夜限り咲く花。
花言葉は「はかない美、儚い恋、繊細、快楽、艶やかな美人」。

本当にロマンテックなエピソードの花ですね。

今朝、ふと庭先を見たら、咲いていたので
嬉しくなり、思わず手に取ってしばらくながめていました。